人生指南書について
おはようございます。私のブログへお越しいただきありがとうございます。
今回のブログテーマは「人生指南書」についての雑記になります。
昨日、久しぶりに大きな書店へ赴きました。
私は小説やらエッセイやらジャンルを問わず読書が好きなのですが、中でも「人生指南書」には目がありません。
「幸せになる7つの習慣」とか、「不安から解き放たれる考え方」みたいな、夢のようなタイトルを見つけるとついつい手取ってしまいます。
人それぞれ色々な環境があり、価値観があるのだから本を一冊読んだだけで幸せな人生送れるなら魔法みたいですよね!
ただ、私が興味があるのは「人はどんなことを言われると幸せに感じるのか?」「人は何にすがりたいのか?」という作り手側の戦略(言い方悪いですね...)です。
結局「書籍は」売れることが目的ですからね。ある部分は「みんなに幸せになってもらいたい!」という作者の気持ちが込められていると思いますが、編集側で操作されていることもあるし、そこが本題では無い事は残念ながら事実だと思います。
話は変わって、その手の本を読むとほとんどがある事についてのアドバイスなんです。それは何か...
そう、結局「対人コミュニケーションの円滑化」なんですね。
この事から現代人の幸福とはコミュニティの中で上手くやっていくことこそが「幸福」と捉えることが大半なんだと改めて思い知らされしらされました。
よく、名言で「人の顔色を気にするな!」「他人と比較するな。昨日の自分を超えていけ!」なんてありますが、多くの人はコミュニティの中で空気を読み、顔色をうかがい、偉い人に忖度しながら幸福感を味わっているのが現実なんですよね。
まぁ、それが正しいか否かは別として、出版社サイドでは人生指南書とコミュニケーション指南書はほぼ同義なんだなと感じた今日この頃でした。
会社や学校の友人、知人とのコミュニケーションのきっかけに「ねぇ、人生って何のために生きてるの?幸福って何?」なんて論争を仕掛ければ会話が弾むこと請け合いですよ!
それではまた次回お会いしましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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