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千年女優(シネマの時間)

こんにちは。私のブログへお越しいただきありがとうございます。
今回のブログテーマは「シネマの時間」で、アニメ映画「千年女優」の視聴レビューです。

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前回の記事で「パプリカ」のレビューを記載しましたが、同じ、今敏 監督の作品になります。「パプリカ」公開の4年前、2002年の作品になりますが、独特なSF的世界観は通じるものがあり、やはり突出した天才だと思い知らされました!

概要についてはWikipediaを引用します。

芸能界を引退して久しい伝説の大女優・藤原千代子は、自分の所属していた映画会社「銀映」の古い撮影所が老朽化によって取り壊されることについてのインタビューの依頼を承諾し、それまで一切受けなかった取材に30年ぶりに応じた。千代子のファンだった立花源也は、カメラマンの井田恭二と共にインタビュアーとして千代子の家を訪れるが、立花はインタビューの前に千代子に小さな箱を渡す。その中に入っていたのは、古めかしい鍵だった。そして鍵を手に取った千代子は、鍵を見つめながら小声で呟いた。

「一番大切なものを開ける鍵…」

少しずつ自分の過去を語りだす千代子。しかし千代子の話が進むにつれて、彼女の半生の記憶と映画の世界が段々と混じりあっていく…。

この映画を観て感じたことはズバリ「会いたいという思いは底知れぬエネルギーを生み出す」です。

この映画の見どころと思う所は、

  • 千代子の七変化は流れるように移り変わり芸術そのもの
  • 現在、過去、現実、映画作中が絶妙に錯綜するという巧みな技法
  • 千代子の強い信念

ですかね。とにかく複雑な技法なのですが映画素人にも丁寧に作られていて見ていて驚きとともに、とても心地よかったです。
とにかくオープニングから「予想していた映画と違う!!」と驚き、ラストは「あぁ、そういうことか!」と感動する、素晴らしいストーリー展開でした!

千年女優」。この映画を観て、人生においては時に目的を果たすための行動自体が目的になることもあるだなぁと気づかされ、人として一回りレベルアップすることができました。
未だ見たことが無い方には胸を張ってお勧めできる作品です。

それではまた次回お会いしましょう。最後まで読んで頂きありがとうございました。

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