ビートたけし「さみしさ」の研究（気になるモノ）

おはようございます。私のブログへお越しいただきありがとうございます。

今回のブログテーマは「気になるモノ」で、書籍をご紹介します。
ご紹介するのはエッセイで、「さみしさ」の研究 （ビートたけし著）です。

昨今、「老後の楽しい生き方」とか「孤独の幸せ」のような本がヒットする中、「真逆」を行く内容で実に新鮮でした！
若い頃に比べて年を取れば不自由になるし、寂しくなる。でもそれらすべてを受け入れて、恥をさらして生きていけばイイ！といった価値観に共感が持てました。
確かに老いてからも楽しく幸せに生きる秘訣なんかあれば素晴らしいんですが、そんなものは難しく現実とのギャップに落胆するくらいなら、老いを受け入れて「仕方ないんだ」と開き直って最期を迎えた方が人間らしいと思うんです。

また、本書にはビートたけしと親交がり、亡くなった著名人とのエピソードが沢山記載されています。松方弘樹さんや大杉漣さん、変わったところではさくらももこさん等。改めて偉大な人は人脈が広いと感じさせられました。

本書は一章がとても短く区切られ完結しているので、一日5分でも空いた時間で楽しめます。

ロマンチックではないですが、老後に夢のような楽園を求めている方、もう一度異なった角度から人生という長い道のりを眺めてみてはいかがでしょうか。

「さみしさ」の研究 。人生観に新しい発見と体験ができる素晴らしい一冊です。是非お勧めします。

それではまた次回お会いしましょう。最後まで読んで頂きありがとうございました。

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